[ 車の理論と、基礎知識が自然と身につく情報誌!]

 車の事典
    中高年と初心者のための『車読本』

             by CARLIVE SEEKER『車は1/1の模型だね』

                          
                      − 第30号 2006.7.5 −   
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  ☆皆様、お元気でしたか!!
      ご購読いつもありがとうございます。
                      
         そして、はじめての方には、ご登録ありがとうございます。
  
    ◇これからも皆様方に、愛され、支持される、
     メールマガジンを配信できるよう、努力してまいります。

     よろしくお願いいたします。


    ‐このメールマガジンは‐

    難しいクルマの専門用語を、極力やさしい言葉におきかえて
    中高年、初心者の皆様方にも、ご理解していただけるように
    お伝えしているつもりですが、

    時に、専門的な用語をつかったほうが、ご説明しやすい場合
    もあります。

    そのような場合でも、用語の解説を付記していきますので、
    ご安心ください。

    また、このメールマガジンを読み進めていくことで、
    自然と専門知識を身につけ、ご家族やお友達に、ちょっぴり
    うんちくを傾けられてはいかがでしょうか。

               [等幅フォントでお読みください]

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    それでは、今日もご一緒に!

     ★ やさしい自動車工学

    前回の「各、燃料系統の分担」 は、いかがでしたか。

    フラット・スポット flat spot が原因で、
    
    「カー・ノック」といわれる現象が起きることを述べたのですが、
    この場合でも、絞り弁(スロットル)開度の閉じ方が多い場合は、
    逆にエンジンブレーキが掛かってしまい、判りにくいのです。

    これらの事を考えたとき、
    スロー系統から、長く燃料を流すようにすると、
    メイン・ノズルからの、燃料の出始めを遅くすることができ、

    ◆これは、スロー系統からメイン系統への、
    いわゆる「つながり」が滑らかになると言えるのです。


    しかし、その設定は非常に難しく、
    調整を間違えると、まさに逆効果にもなるわけで、
    困難を極めるのです。


    それでは今日のテーマです。

    ▼気化器の燃料系統とその働き

    ◆【各燃料系統の分担】続編

    ◆メイン系統からの出始め

    スロー系統からの
    燃料だけでは足らなくなる頃に、メイン系統から燃料が出始める。

    このとき、メイン系統からの出始めが遅くなれば、
    混合比が薄くなりすぎるため、エンジン回転は不調になり。

    また早過ぎれば、濃くなり過ぎて、低速での燃費率が悪くなる。

    ◆メイン系統からの出始めは、

    当然のこと、ベンチュリ部を流れる空気の速度も遅く、
    メイン・ノズルからの燃料の流出速度も遅いので、
    混合気の霧化の状態もよくない。
   
    このため気化器の設計上、
    空気の速度が、ある程度速くなってから、燃料をメイン・ノズル
    より出始めさせる方法もあるのです。

    その上で、燃料流量の不足分は、スロー系統で補ってやる。

    これらの事がシッカリ出来て、
    初めて、上に述べた「つながり」が巧くいくと言えるのです。
  
    ◆メイン系統は空気流量に応じて、
    
    比較的、広範囲な運転分野(エンジンの実用回転域)を
    受け持つため、
    
    メイン・ジェットはスロー・ジェットなどに較べて、
    ジェットの径が大きく、燃料流量の容量が大きくて、比較的
    高速、高負荷までの分野を分担できるのです。

    それゆえに、

    『実用の燃料消費率の大半が、このメイン・ジェットの
    影響を受けているわけですね。』

    ◆パワー系統の分担

    メイン系統の運転分野から、
    さらに高速にすると、メイン・ジェットを通る燃料の流量が、
    限界(頭打ち)になってくる。
  
    しかしこの運転範囲は、高出力を要求されるので、
    「経済混合比」から「出力混合比」に変更する必要があり、
    パワー系統を作動させて、混合比を濃くするわけです。
    
    このとき「パワー系統の出始め」が遅れると、
    メイン系統への「つながり」が上手くいかず、
    また早すぎると、高速走行時の燃料消費率を悪くします。

    以上の説明からも解かるように、

    「すべての、エンジン回転域をクリアする、実用する理想混合比
    を作りだす事が、いかに難しいことか。
    ご理解いただけたと思います。」


    ◆ただ現代の車においては、電子制御された燃料系統のシステム
    が、その時の環境にあわせた理想の混合比、バルブタイミング、
    点火時期。。等々をコントロールしています。    

                          続きは次号で。
        
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   ☆ やさしい航空工学

    ここでは、
    筆者のライフスタイルであり、また専門分野の一つでもある、
    航空工学について少し遊んでみたいと思います。
    
    どうぞ楽しんでください。

     前回の「ベルヌーイの定理」いかがでしたか?

    久しぶりに、
    学生時代に戻ったような、気分だったのではないでしょうか。

    前の号でも述べた、

    ◇「連続の法則」や「ベルヌーイの定理」から、
    管の径の小さいところでは、流れは速く、また流れが速くなれば、
    側面の圧力は低くなる。

    このような事からも、
    航空機とクルマに関係する理論には、共通する項目が多いのです。

    前に車のキャブレターの説明にでてきた、ベンチュリ管の原理を
    思いだしてください。
    
    では今日のテーマ。

    ▽流体力学の基礎【翼に生じる揚力】

   
    ◇[ベンチュリ管の原理]
  
    今までの説明からも解かる通り、

    ◇ベンチュリ管の、くびれた部分を空気が流れる時、気流は速く
    なり管の側面の圧力は、低くなります。

    俗にいう「ベンチュリの法則」ですね。

    この原理を応用したものが、「飛行機の翼型」になるのです。
   
    ではなぜ?この翼型が揚力を発生させるのでしょうか。

    ここで、飛行中の飛行機の翼を想像してみてください。


    『いま翼の前縁の直前まで一緒だった気流は、
    翼の前縁に当たることにより、当然、翼の上面と下面に別れて
    流れ、そして同じ時間をかけて再び翼の後縁で合流するのです。』


    上記の理論を検証してみると。

    ◇つまり、翼の上面を流れる空気は、翼の上面(膨らんだ部分)
    に沿って長い距離(下面に較べて)を流れることになり、
    そのため上面を流れる空気の速度は、速くなければならない。

    なぜならば、かける「時間は同じ」だからですね。


    このことから、

    ◇「ベルヌーイの定理」によって、翼の上面は負圧(マイナス圧)
    になり、また一方、翼の下面では気流は減速されるので、
    正圧(プラス圧)になります。

    物体は圧力の高いところから、
    圧力の低いところへ移動する性質があるため、当然、飛行機の翼
    にも、上方へ引き上げられる力が生まれます。

    この力が『揚力』と呼ばれるものなのです。

    そして、この揚力の働きであの重い航空機(グライダー、飛行機、
    ヘリコプター等。)が、大気中を移動できるのですね。
   
    ここで皆さんにクイズです。

    飛行機は、他の乗り物にくらべて、一般にその速度は速いですね?

    さあ、なぜでしょうか。


                 … 答えは、次回に!おたのしみに。
               
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    今日の本題。

    ◎車を知る【構造編】

    ◆[スターターモーター]starter motor

    その名の通り、
    エンジンの始動時に使われる、通称セルモーターのことです。

    名前の由来も色々あって、バッテリーのセルから由来するものと、
    セルフスターターからの理由だとも言われている。

    ともあれ、クルマのエンジンを始動させるために、用いられる
    モーターであって、エンジンをクランキング(回転)させる
    働きを担っているのです。

    皆さんがエンジン・キーを回すことで、

    モーターが勢いよく回り、またマグネットの力でモーターの
    先端部分に装着されたピ二オンギアが飛び出し、

    エンジンのクランクシャフトに取り付けられた、フライホイール
    のリングギアと噛み合うことで、

    クランクシャフトを回転させ、エンジンに四行程の作用を起こし
    点火、始動をさせるのです。

    注。)四行程:復習します。

       一つのシリンダーを例にして言えば、

       その中を移動するピストンが、

       ◆上死点(ピストンが一番上に移動した位置)から下死点
       (ピストンが最も下降した位置)に向かって移動する
       ときに吸入バルブを開き混合気の吸入を行う。

       これが[吸気行程]です。
  
       ◆次に、下死点から上死点へ移動しながら、先ほど吸入した
       混合気を圧縮します。
       この時、吸入バルブも排気バルブも共に閉じた状態です。

       これが[圧縮行程]です。

       ◆そして、ピストンが上死点(混合気の圧縮圧力と温度が
       最も高くなる)に到達する直前にスパークプラグによって
       点火され燃焼が始まる。

       これにより、ピストンは燃焼、膨張圧力(熱エネルギー)
       を受けて、強く下方へ押し下げられる。

       これが[燃焼行程]です。

       『エンジンが自ら、初めてエネルギー(回転力=トルク)
       を生み出した瞬間です。』 

       ◆さらに、燃焼圧力で下死点まで下げられたピストンが、
       回転力の慣性で、再び上昇を始めながら高温、高圧の
       燃焼ガスを、排気バルブから大気中に排出する。

       これが[排気行程]です。

       これら四つの行程を、ピストンが二往復(四サイクル)
       する間に完了することから、四サイクルエンジンとも
       言われていますね。                                                                                                 
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    謹告。

    このメールマガジンの、読者様のなかで、
  
    1960年代当時、日産自動車追浜工場、第三実験課。(通称Y‐3課)
    に所属されていた方が、もしおられましたら、

    是非、是非、ご一報いただきたい。

    このメールマガジン紙上へ、三顧の礼をもってお迎えいたします。

    当時、日本は国をあげ、まさに重厚長大、怒涛の勢いで経済発展を
    推進してまいりました。

    自動車業界もその一翼を担い、国のキー・インダストリーとして、
    大いに躍進を遂げました。

    日産も、業界初のデミング賞を受賞するなど、
    「技術の日産」として確固たる地位をきずいたのです。
 
    誤解を恐れずに述べさせていただくならば、最も華々しく、パワー
    に満ち溢れていた頃ではないだろうか。

    後の日産の、多方面での活躍をみるまでもなく。

    そのなかにあって、

    Y−3課の存在は知られていても、その秘匿性ゆえ内容は一般の知る
    ところに非ず。

    しかし、そこから世におくりだされた名車の数々は、市場を席巻し
    紛うことなく、その実力を知らしめたのであります。


    今日、世界に冠たる自動車王国を築けたのも、当時の先人たちの、
    血のにじむ努力の賜物であります。

    激動の同時代をふりかえって、大いに語り合おうではありませんか。

    ご連絡お待ちしております。 
             
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    〓 編集後記 〓

    先日、突然の号外版!で、

    ビックリ!?された事と思います。
    
    紙面でお伝えした通りのことなのですが。

    もともと、ネットビジネスは前々から存在していたわけで。
    とくにここ、一、二年前から急に大ブレイクしたようですね。

    情報商材をとりあつかったメールマガジンも、
    日々、「雨後の筍」のごとく増殖を続けております。
    
    ●●でも○○を●●●したら毎月の売上が?百万になった。
    等々、パズルの話しなのかと、間違えそうな文章の氾濫!

    一つ一つあげていたら、枚挙に遑もないくらいです。

    これって詐欺にならないの?

    おいおい、これは誰それのパクリだろう?

    等々、あちらこちらで…も、数え上げていたら切りがありません。

    このように、インターネットの発達が、
    誰でも気軽に、小資本(または無料)で始められ、
    顔の見えない商売ができるのも、魅力の原因なのかもしれません。

    あたかも、これさえ手にすれば、誰でもが大成功!

    ふ〜ん?

    でも、それって貴方の成功、自慢話でしょ?

    このような声もまたぞろ、アチラコチラから聞こえてくるのです。


    筆者自身も、
    縁あって、様々な商材を手にさせて頂くことが出来ました。
    その中にはあきらかに、さまざまな情報をかき集めてきただけの
    ツギハギだらけの粗悪品から、(大半がこれ、残念ですが)

    自身の成功の結果を、データにまとめ、しっかりと検証しファイル
    された、貴重なマニュアルまで、(極めて少ない)等々。。

    まあ、数限りなくあります。
    
    どのような世界にも、
    光と影、功罪が存在するわけで、一概に否定するのも的外れなこと。

    何であれ、
    一番確かなことは、ご自身の選択眼を持つことではないでしょうか。
    
    その方法として、

    もっとも簡単なことは、出来得る限り、多くの情報を集め、
    それを十分に精査し、咀嚼して、ご自分のフィルターの精度を
    高めることだと思います。

    そのうえで、
    もしネットビジネスにご興味がお有りなら、ぜひチャレンジを
    してみてください。

    きっと素晴らしい!世界を体験出来るはずですから。
   
    そのような方に、
    私から、ささやかなお手伝いをさせて頂けたなら、と思い、
    先のご案内を申し上げたのでございます。

    ご検討の材料に加えさせていただけたら幸いです。

    自信を持ってお勧めいたします。

    繰り返しますが、
    けっして、煽られることのございませんように。

    価格も張ります。
    成功の可否をかんがえると、躊躇もあるかとおもいます。

    しかし費用対効果を考えた場合、決して高価なものではないと
    思います。

    ‥‥‥‥が。

    とは言え、そこはそれで、矢張り不安はおありでしょう。

    ご検討なさるには、無料ビデオをシッカリご覧になられ。

                それから十二分にお考えください。
        
                             ‐hiro‐

                    ‐平成18年 7月 4日 20時30分‐  
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