[ 車の理論と、基礎知識が自然と身につく情報誌!]

 車の事典
    中高年と初心者のための『車読本』

             by CARLIVE SEEKER『車は1/1の模型だね』

                          
                      − 第27号 2006.6.14 −   
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  ☆皆様、お元気でしたか!!
      ご購読いつもありがとうございます。
                      
         そして、はじめての方には、ご登録ありがとうございます。
  
    ◇これからも皆様方に、愛され、支持される、
     メールマガジンを配信できるよう、努力してまいります。

     よろしくお願いいたします。

    ‐このメールマガジンは‐

    難しいクルマの専門用語を、極力やさしい言葉におきかえて
    中高年、初心者の皆様方にも、ご理解していただけるように
    お伝えしているつもりですが、

    時に、専門的な用語をつかったほうが、ご説明しやすい場合
    もあります。

    そのような場合でも、用語の解説を付記していきますので、
    ご安心ください。

    また、このメールマガジンを読み進めていくことで、
    自然と専門知識を身につけ、ご家族やお友達に、ちょっぴり
    うんちくを傾けられてはいかがでしょうか。

             [等幅フォントでお読みください]

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    それでは、今日もご一緒に!

   ★ やさしい自動車工学

    前回の「要求混合比」required mixture ratio は、いかがでしたか。

    また燃料の流量として表したものを、燃料の「要求流量」といい、
    キャブレターの「燃料流量特性」の目標の設定や、
    キャブレターとエンジンのマッチング等の検討につかわれます。

    「流量特性」の設定は、

    一般には、前に述べたフィッシュ・フックのテストの結果から、
    開発エンジンの特性を考えて、以下の項目を求めて決定します。
    
    1)最も出力の大きい(ベストパワー)燃料流量

    2)ベストパワーにたいして、±0.5%の出力となる燃料流量

    3)最も経済的(マキシムエコノミィ)な燃料流量

    4)マキシムエコノミィにたいして、±0.5%の燃料流量

    5)エンジンの安定度

    注。2)、4)の燃料率(%)は、必要に応じて変えてもよい。

    気化器(キャブレター)は、

    一種の燃料自動供給器とも言えるので、「要求流量」の
    設定には、これも先の号でも述べた「燃料消費特性」を考慮して、
    検討するわけです。

    それでは今日のテーマです。

    ▼「気化器の燃料系統」とその働き

    ◆【燃料系統の種類】

    気化器の原理と構造については、後述するとして、
    ここではエンジンの性能や要求流量(混合比)を理解するのに、
    必要な事柄についてのみ、述べたいとおもいます。

    気化器は、その型式によっても違いがあるのですが。
  
    主なものとして、次の「燃料系統」からなりたっています。

    1)スロー燃料系統

    2)メイン燃料系統

    3)パワー燃料系統

    4)補助燃料系統

    5)加速燃料系統

    ◆【各燃料系統の働き】

    1)スロー燃料系統

    エンジンを低速(スロー)回転で運転するときの燃料系統です。

    これをさらに分けると、

     a) アイドル・ホール 
      エンジンのアイドリング時に、つかわれる。

     b) スロー・ホールまたはスロー・スリット
      軽負荷、つまり絞り弁(スロットル)開度を、少し開いて
      運転するときに使用します。

     c) エア・ブリード
      メイン系統へのつながりを良くし、またスロー・ホールの
      燃料が濃くなり過ぎるのをふせぎます。

    ◆これらは、いずれも「スロー・ジェット」と同じ燃料の通路を
    通っているので、「スロー燃料系統」と言えるのです。

                               ‐hiro‐  
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   ☆ やさしい航空工学

    ここでは、
    筆者のライフスタイルであり、また専門分野の一つでもある、

    航空工学について少し遊んでみたいと思います。
    
    どうぞ楽しんでください。

    ◇ 前回の「上空の気温」いかがでしたか?

    気温の逆転現象は、
    大気の成層が安定していることを、表しているのです。

    そのために、この層を通しての大気の対流は行なわれ難い。

    風のよわい早朝、
    地表が放射冷却して「接地逆転」が発達すると、
    
    霧が発生したり、煙や煙霧が接地層に滞留して、飛行視程を
    悪くします。
    
    地表面の冷却の影響は、
    空気の最下層でもっとも大きく、逆転の上限は、数10mから
    200m位のものなのです。

    また上空では、
    ある高さの気層が沈降したり、暖気の移流のあるような所で
    気温の逆転が発生するのです。
    
    では今日のテーマ。
   
    ▽【気圧】atomospheric pressure

    ご存知のように空気は気体であって、
    その気体の分子は、それぞれ一つ一つが自由に運動をしている
    状態ですね。

    それゆえに、
    気体は常にその体積を、広げようとする性質があります。

    かりにその気体の膨張を妨げようとすると、
    気体はそれに圧力を加えます、
    これが気体の圧力(気圧)になるのです。

    そしてその大きさは、
    単位体積中の分子の数と、その運動速度に比例します。

    前述の気温によっても変化すると言えるのです。

    また地球上の物体は、
    すべて地球の引力の影響をうけているわけで、その重力によって
    地球に引きつけられています。

    空気(気体)はそれ自体、軽いのですが、
    弾力があり、質量もあって当然、重力の作用をうけているのです。

    尚、水中での水圧は、
    水の表面から水圧を測定する点までの、鉛直方向の水柱の重さに
    等しいのです。

    ◇このことから、大気中では、
    気圧を測定する点から、大気の上限までの空気(空気柱)の重さが、
    その点の大気の圧力になるといえるのです。

                              ‐hiro‐              
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    今日の本題。

    ◎車を知る【構造編】

   ▼[交流発電機]alternating current generator

    略して「AC.ジェネレーター」、または「オルタネーター」とも
    いいます。

    クルマに用いられている、
    すべての電装品に、電気の供給を行うための、電力をつくる発電所
    の役割を担っているのです。

    そしてここで発生した電力を、
    直流に変えて、蓄電池:バッテリーに一時的に蓄えられ、
    各電装品の必要量に応じた要求分を、供給しているわけです。

    以前には、「直流発電機」direct current generator が
    主流でしたが、
    
    発電能力、大きさ、重量、等々の理由から今では、
    小型で、耐久性のある、発電効率にもすぐれた「交流発電機」が
    使われています。

                              ‐hiro‐                          
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    謹告。

    このメールマガジンの、読者様のなかで、
  
    1960年代当時、日産自動車追浜工場、第三実験課。(通称Y‐3課)
    に所属されていた方が、もしおられましたら、

    是非、是非、ご一報いただきたい。

    このメールマガジン紙上へ、三顧の礼をもってお迎えいたします。

    当時、日本は国をあげ、まさに重厚長大、怒涛の勢いで経済発展を
    推進してまいりました。

    自動車業界もその一翼を担い、国のキー・インダストリーとして、
    大いに躍進を遂げました。

    日産も、業界初のデミング賞を受賞するなど、
    「技術の日産」として確固たる地位をきずいたのです。
 
    誤解を恐れずに述べさせていただくならば、最も華々しく、パワー
    に満ち溢れていた頃ではないだろうか。

    後の日産の、多方面での活躍をみるまでもなく。

    そのなかにあって、

    Y−3課の存在は知られていても、その秘匿性ゆえ内容は一般の知る
    ところに非ず。

    しかし、そこから世におくりだされた名車の数々は、市場を席巻し
    紛うことなく、その実力を知らしめたのであります。

    今日、世界に冠たる自動車王国を築けたのも、当時の先人たちの、
    血のにじむ努力の賜物であります。

    激動の同時代をふりかえって、大いに語り合おうではありませんか。

    ご連絡お待ちしております。
 
                               ‐hiro‐            
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    〓 編集後記 〓

    きのうは、寝不足の方も多かったのではないでしょうか。

    サッカーW杯!

    一億総サッカーファンのような加熱ぶりですが。
    皆さんは、いかがでしたか?
    
    個人的には、正直なところ少々辟易しております。
    
    結果はご存知の通り残念でした。

    こうなると、そこはそれでまた、
    マスコミをはじめ、一億総批評家?に変身。

    なんであそこで、もう一点とっていたら流れが変わっていたのに。

    ‥‥ってか?

    オイオイ!マジでそんなこと思ってんのか?

    うそだろう? ありえない。

    あれは、スポーツとはいえ、戦いであり、勝負だよ。

    勝負の世界に、タラ、レバはありえない。

    あたりまえだ。

    ましてや、    
    戦っているのは、選手たちであり、監督なのだからね。

    監督の采配にしろ、
    選手たちのプレーにしても、完璧などあるはずがない。

    巷間、とかく批判の対象になっていることが、敗因だとしても。

    なんであれ、負けたのは事実。
  
    弱いから負けただけのこと。

    勝敗をきめるその一瞬に、
    勝つための条件において、日本チームより相手チームの方が、
    すべてうわまっていたと言うことだろう?

    戦いの主導権を握り、
    相手チームの監督の判断を誤らせ、選手のプレーを惑わせ、
    致命的なミスを誘い、虚をついてこそ勝負にかてるのだとおもう。

    日本チームが敗れたことより、
    相手チームのむしろ後半わずか10分に、3得点をかちとる集中力と、
    高い戦闘能力に脱帽!
    
    大いなる賛辞をこめて、拍手喝采!

    スポーツとは、勝負とは、そういうものではないだろうか。
            
                             ‐hiro‐

                    ‐平成18年 6月14日 22時15分‐
  
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         こばやし ひろふみ
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